劉備玄徳その2

現実を考えてみましょう。
劉備は昔の人の話です。しかし、こういう人間はあなたの周りにもいるかもしれません。それか突然に。勤務先にいきなり現れたらどうします?あのポストは来年には俺がと有力候補だったのに、突然現れた人間にそのポストを持っていかれる。想定外では済まされません。そこにいるだけで、人を惹きつける人間というのはかならずいます。どう対処しますか?これは明日、あなたに起こる出来事かもしれません。そして人生を変えるかもしれないことです。

対処を考える

まず基本を。孫子にも書かれているように、相手の事を知り、自分の事を知る。まず、力量の差を知ることです。相手が優れているところ、自分が優れているところを認識する。相手が優れているところがあれば努力して追いつくなり差を縮めるなりしてください。これはどうでもいいことでしょう。

まず肝に銘じてほしい。ライバルは友好的でない。敵であり、常に追い落とそうと考えています。ライバルを仲間だ、信用できると思った時点で負けです。出世の道がなくなるかもしれません。といって、表面上は友好的に見せるのです。友好的が肝心です。もしライバルが理不尽なことをした時、非難出来るからです。非難する内容は、その理不尽なことをうまく利用し、周囲の人を扇動するような内容にすればいい。

次に、相手の欠点を見つけ出す、焙り出す。このうち欠点を見つけだすというのは難しいでしょう。野心家というのは狡猾です。自分の欠点は見せないでしょう。そこで焙り出すのです。しかも最後は自分からその欠点を出させるのです。

その最後とは、どのような感じか?例えは悪いが、銃を突きつけ崖まで追い詰め、最後は自分から落ちるという感じだ。落ちるとは、欠点を出させるということです。
極力、自分の手は汚さない。ライバルを蹴落とす鉄則であろう。

ライバルに勝つには相手の欠点を探すことです。そしてその欠点を攻める。しかし、周りには欠点をわざと攻めているように思わせない。むしろ善意で注意しているように見せる。それを見ている周りからは評判が良くなる。ライバルとの争いは有利に進めることが出来るでしょう。

そしてもう一つ有利に進めるには、上司ではなく、部下によく見られることです。

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