猜疑心

言葉のイメージからするとあまりいい印象をもつ人は少ないでしょう。しかし、人間にとってこの言葉は無縁ではないのです。生まれてから一度も人を疑ったことがないという人はいないでしょう。猜疑心とは誰もが持っているものなのです。ただ、それを使う頻度が多いか少ないかだけなのです。

使う頻度が多い=猜疑心が強い

猜疑心が強い方とは、想像力が豊かで、危機管理能力が高いと言えます。これはプラスの面です。ありとあらゆることを考え、後に発生するであろう問題を早期に発見し速やかに対処できる。行過ぎなければ組織を長期間安定的に運営することができるでしょう。

そこで注意しておきたい点は、猜疑心が強い人間は組織内で1人だけでいいということです。複数人いると組織内が疑心暗鬼になり、組織の崩壊となるからです。そして、その組織の中で猜疑心を持つことが許される人間は、組織のリーダーだけです。

自信がない

猜疑心をダーティーなイメージでとらえている人がよく使う言葉です。間違えではないでしょう。しかし、自分に自信がある人間ってどの位いますか?心の中で思っていても実際に人前で堂々と言えますか?自信がもてる人間なんて極一部の人だけなのです。

また別の言い方からすれば、「俺自信があるぜ!」といつも言っている人は周りからどう思われるでしょう?自惚れです。個人的にはそういう人は結構好きです。

要するに「自信がない」とおっしゃる人たちは、その道のプロになれない批判をする存在、評論家と同じだと私は思います。

組織という枠の中以外では、個人的に猜疑心を使うということはありだと思います。

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