信じてくれないの?
「信じてくれないの?」と言われた経験って意外とあると思います。これは言う方が悪いのか?言われる方が悪いのか?経緯や状況、また性格によって見方は変わってくるとは思いますが、今回はそういうことを抜きにして考えてみます。
「疑わしきは罰せず」という言葉があります。この言葉を軸に考えれば、言われる方が悪いということになります。推定無罪。
しかし、歴史をみると「疑わしくは罰せよ」というのをよく目にします。「火のないところに煙はたたない」何か疑うところがあるから、完全に信じられない。こうみると言う方が悪いということになります。
言うほうが悪い
あくまでも私の考えです。疑われないようにすればいい。歴史の話になりますが、君主と臣下の関係をみれば分かると思います。臣下は君主に疑われないよう日々細心の注意をはらい、信用を得るよう努力しています。例えば魏の賈詡文和や明の劉基伯温。相手の気持ちを考え行動すれば、疑われるということはないと思います。
脅迫
立場が上だから「信じてくれないの?」という言葉が出てくるのです。一見、穏やかそうな言い方に見えますが、言葉を変えれば「信じねぇのかよ?」と言っている事が同じです。相手のことを考えないから出てくる言葉なのです。自己中心的な、頭ごなしの言葉です。自分が正しいと思っているのでしょう。議論にもなりません。
そういう脅迫じみた言葉を使ってこられた時は、断固として自分の思っていることを理論的に言うべきでしょう。それでも相手が分かってくれない場合は、元々付き合いにくい人間だっだと割り切るしかありません。自分にとって、重要度が低い人間として付き合い方を変えればいいでしょう。
2013年3月18日 6:28 PM
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